2017年
あけましておめでとうございます。
2017年、母と犬と私で無事に迎えられました。
2016年の3月、主治医から、
夏を越せるかわからないと言われました。
その夏を過ぎ、秋を過ぎ、冬に入り、年を越せた。
3月の寒い時期に、母の衣類を見て夏服は着られないのかもしれないと思った。
夏には、冬服は着られないかもと思った。
それが夏服も冬服も着ることができた。
これが最後かもしれないと思って過ごすようになったのはいつからかな。
無事にお正月が一緒に迎えられて本当によかった^ ^
母は頑張って台所にきて、私は母のアドバイスをもらいながら筑前煮を作る。
少し目は虚ろだけど、私が忘れてたこんにゃくを母が思い出してくれる。
わからなそうなのに、ちゃんと理解をしてくれていることもあって少し安心する。
年越しそば用に用意してた柚子を忘れてたら、ゆずゆず!と言ってくれる。
二泊三日の外泊だったけれど、私の名前をたくさん呼んで、ありがとうと大好きをたくさん伝えあって、抱き合って、手を握り合った。
十分に幸せな、なんてことない平和で穏やかな年越しでした。