ありがとう。大好き。
30日から外泊。
病院に迎えに行って、帰りにスーパーに寄って買い物。今日は一緒に行くと言って、車椅子で。ちょうど10ヶ月ぶりのスーパー、一緒に行けてすごくすごく嬉しかった。
一緒に食材選んだり、ああだのこうだの言いながら過ごす時間が私達には当たり前じゃないなら、とても貴重だった。
今年1年間は、本当にきつかった。
3月から動けなくなって、ベッド上での生活になった母。
少しずつできることが減っていくこと、それに対する母の苦しみ、死への恐怖。
痛み、嘔吐、副作用に耐えながら、這いつくばって毎週の化学療法に通ったね。
延命のはずの化学療法、放射線の副作用に命を奪われそうになったけど、一命をとりとめて頑張ってくれたね。毎週の採血、点滴、痛い思いばかりだったよね。
制吐剤として内服してた薬によるアカシジアでは、精神状態がおかしくなってしまった。
あの時の虚ろな目や表情は娘として受け入れるのが大変でした。
死にたいという言葉の裏には、生きていたいのにもう先がないことに対する悲痛な思いがある。
不眠になった時もすごく苦しそうだった。
よく頑張ったと思う、本当に。
病気が
薬が
人が
言葉が
環境が
人を殺し、また人を助けるものでもある。
母を助けてくれた人に、強く感謝します。
ありがとうございました。
夏をとおに過ぎた。母はまだ隣にいてくれてる。本当にありがとう。
ママは〇〇ちゃんが大好きだな〜
私も〇〇ちゃんが大好きだよ!
と伝えられる毎日、伝えられる関係であることに深く深く感謝します。