その後

母がいなくなって早5ヶ月が経とうとしています。

 

その後の私は、ある人に言われた通り、食べて、寝て、笑って、

そうやって日々を過ごしてします。母が心配しないように。

 

支えてくれたのは彼と犬。

 

人って、傷つくことを案外平気で言うけれど、彼は私の傷つくことは言わない。

ただただ可能な限り隣にいて、ごはんを一緒に食べてくれたり、寝てくれたり、笑ってくれる。彼がいなかったらどうなっていたんだろう。

 

犬もいつだって私の傍にいてくれる。今も隣で毛繕いをしてる。

私の感情はわからないかもしれない。だけど、きっとなにかを感じて一緒にいてくれているんだと思う。ありがとう。

 

周りを見渡せば、みんな家族がいて、それを当たり前のように話しているのが羨ましい。それが悲しいというわけじゃない。母も私も幸せだった。こんなに大切にされて育って、一年中一緒にいた。時間は短かったけど、とても濃い時間を過ごしたから。だけど、もっともっと一緒にいたかった。

 

そんな気持ちを知ってか知らずか、彼も犬を傍にいてくれるから、母も傍にいるから、落ち込む日も、笑えない日も、悲しい日も、とりあえず生きていようって思う。

 

いつもありがとう。母と犬と彼。